オペアとは
海外に長期滞在したいと考えた際に、気になるのが予算です。1年間で300万円以上かかる語学留学。働きながらアメリカに留学ができれば良いのにと考えたことはありませんか?
そんな皆様の夢を叶えるオペアプログラムをご紹介いたします。
オペア留学とは
オペア(Au Pair)プログラムとは、海外の一般家庭にホームステイをして、ベビーシッターとして正規のお給料をもらいながら語学留学などをおこなう、留学プログラムです。アメリカ政府公認で、最長2年間、ベビーシッターとしてアメリカに働きながら滞在することができます。アメリカでは1986年から始まったこのプログラムは、世界各国で行なわれており、これまでも世界中の数多くの若者に国際的な交流の場とキャリア形成の場として貢献してきました。
アメリカはワーキングホリデーもできず、就労ビザの取得も難しい。そんな中、働きながら勉強ができるプログラムに人気が高まっています。
オペア留学の人気ポイント
オペアプログラムが人気なのは、働きながら勉強ができると言う1点だけが理由ではありません。その他にも人気のポイントがあるのです。
まず、ホームステイの宿泊費用や3食の食費は一切不要。さらに、日本からアメリカの航空券や、滞在中の保険も無料です。そのため、留学に必要な費用は、ビザ書類発行料金、米国大使館面接料金($160)、日本国内での交通費(飛行場までの交通費など)のみと言っても過言ではないでしょう。
その上、1週間約200ドルのベビーシッターのお給与を得ることができるのです。さらに、学校の学費補助もありますので、留学はしたいけれど金銭面が難しいと諦めている方におすすめのプログラムになります。
オペア留学の仕事内容
オペアプログラムは、ベビーシッターをする代わりに無料でホームステイすることができ、さらにお給料をもらうことのできるプログラム。仕事内容としては、食事のお世話や幼稚園の送り迎え、遊び相手になったり、一緒にお散歩に出掛けたり。
もちろん、子どものお世話をするという事は、その子の命を預かるということ。責任のある大切なお仕事です。お仕事は子どものお世話に関する事に限定されますので、その他の家事をまかされることはありません。
スケジュールや休みは各家庭により違ってきますが、毎週1.5日と、有休が10日。週給約200ドルが保証されます。学校に通う場合は、学費補助が500ドル。子どもと英語が好きな方におすすめの留学方法です。
オペアの場合は仕事がメイン
オペア留学では、働きながら安く勉強ができるのが大きなメリットですが、普通の語学研修のように毎日同じ時間に学校に行くことが難しい場合もあります。ホストファミリーと相談して時間をつくるようにしましょう。
仕事と生活になれるまでは学校に通わず、カルチャー講座などに出向くことをおすすめします。ある程度慣れて来たら、学校に通ってみましょう。人によっては規定の単位を取った時点で学費の節約のため学校を辞めて、アメリカでの生活をエンジョイする方も。もちろん、留学終了まで学校に通い続ける方もいます。