2020.12.28Experiences
ホストファミリーと仲良くなれて本当に楽しかった
- 日野 奈緒さん(22歳)
- 滞在先:コロラド州
- 滞在:2年(2017~2019年)
2020.12.28Experiences
漫画やアニメが大好きで、日本のアニメをみた海外の人がどんな反応をみせるかという内容の動画を見るのが日課だったんですが、実際に現地で反応を見てみたいというのが留学を目指すきっかけでした。福祉保育科に通っていて、ちょうど社会福祉士になるか保育士になるかを選んでいるところだったので、自分探しの意味も込めてスクーリングなどの経験を活かせるオペア留学をしてみようと思いました。
ホストファミリーに恵まれました。とてもよい家族でホストチェンジすることなく2年間お世話になりました。半年たったころには子どもたちとかなり距離が縮まってこちらのいうことも聞いてくれるようになりましたし、一緒にアニメの話をしているのが本当に楽しくて。ホストマザーもホストファザーも日本のアニメが好きで映画を見に行ったり、ゆかりの地に連れて行ってもらったりしました。1年たつころにはなんでも言い合ったりお願いができたりするようになりましたし、地理もわかってきたので車を借りて子どもたちとお出かけすることもありました。ずっと一緒にいたかったけど、2年という期限がきて。次のオペアを誰にするかの相談まで受けて、最後の1ヶ月ほどは新しい子と一緒に子どもたちのお世話をして本当に楽しかったです。ドイツ人だったのですが、アニメ好きで気さくで素敵な子だったので、ホストファミリーとはもちろん、その子とも今やりとりを続けています。
6歳と4歳の女の子と2歳の男の子のお世話をしました。ご飯を食べさせて着替えなどの準備をさせ、プリスクールへの送迎、遊んであげたり宿題を見てあげたりといった感じで、お昼寝している間にどのようなものを食べさせたか、どういった様子だったかの日誌を書いていました。ONとOFFの使い分けやしつけの面をしっかりしているファミリーだったので、土日は完全におやすみ。伝えてさえいれば金曜夜から日曜まで泊まりで出かけていても嫌な顔をされることはありませんでした。子どもたちにも「今日はおやすみだからゆっくりさせてあげて」と伝えてくれたり、平日も8:00の起床時間からホストファザーが帰ってくる18:00までが仕事の時間ときっちり分けられていて、遅くなった時にはミニボーナスみたいに残業代がでていました。気を使ってもらっていたので、ストレスをためないように週末は外に出かけるようにしていたので、かなり地理は詳しくなったと思います。ひとりか、オペア友達とで出かけることが多かったので、現地のいわゆる方言にも詳しくなりました。
オペア留学の時間がずっと続けばいいのにと思うくらい楽しかったこともあって、今はインターナショナルプリスクールで保育士として働きだしました。オペア留学が楽しかったのはすぐにホストファミリーに相談ができて、まずはなんでも聞いて受け入れてくれるやさしさがあったからだと思っています。英語を学びたい日本人の子や、外国人の子どもたちが園生活を楽しいと思えるように、子どもたちの話を聞いて受け入れられる優しさをもった保育士になることが目標です。